The Lord

Amazing
Grace

われをもすくいし
〜アメージング・グレース〜

賛美歌第2編167番

Amazaing Grace

MIDIの後ろの番号は、アレンジの違いを表しています。
演奏をお聞きになるには、それぞれの番号をクリックしてください。

 

MIDI1・・・2:19、21KB。アレンジとしては、かなり新しい感じの4ビートとなっています。L.Gorvenさんという方のMIDIアレンジを、使用させていただきました。ちょっとクールなところが、とてもステキだと思います。
MIDI2・・・1:53、7KB。エレクトリック・ピアノのメロディーに、ストリングスのバッキング。後半はブラスも入ってきますが、とてもシンプルな演奏だと思います。
MIDI3・・・2:39、20KB。このページのテーマ曲として、使用しています。バックに流れるピアノのアルペジオが、も〜うたまりません!という位に、素晴らしいです。原曲のイメージを活かした、とても素晴らしい作品ですね。
MIDI4・・・2:20、22KB。MIDI1よりさらに、新しい感じのJAZZアレンジのAmazing Graceです。少し、スローテンポに、そしてゴスペルチックに。日本人には到底出せない、スピリチュアルな世界というと、言いすぎでしょうか?
MIDI5・・・0:37、2KB。ピアノのソロで、1コーラスだけ。もっと聞きたいなぁ・・・
MIDI6・・・3:08、25KB。ニューオリンズの街角で聞こえてきそうな(行った事ありませんけど)、そんなピアノ・アレンジです。重々しいAmazing Graceもいいんですけど、こういったライトな感覚のアレンジもよく似合いますね。
MIDI7・・・2:26、5KB。なんと!、というか、それとも当然とお感じになるか。バグパイプによる、Amazing Graceです。ご存知の方も多いと思いますが、バグパイプはスコットランドの民族楽器です。主旋律とは別に、ハーモニーを構築できる、非常に特殊な構造をしています。最初はこちらをこのページのテーマ曲にしようと思っていたくらい、Amazing Graceに合った音色がすると思います。あなたは、どうお感じですか?
MIDI8・・・2:14、14KB。チャイムのメロディーに、オルガンのコード・バッキング。そして、ブルースハープとピアノ、ベース、ストリングス等が次々と加わってきますが、うるさくならず荘厳なイメージが最後まで維持されていて、とても素晴らしいアレンジです。ノートパソコンをご利用の方は、是非ヘッドホンでお聞きになってみて下さいね。全然、印象が違いますから。

SONG

原 詩 / 対 訳

 

 

MIDI1

MIDI2

MIDI3

MIDI4

MIDI5

MIDI6

MIDI7

MIDI8

 

 


Amazing grace, how sweet the sound
  
  大いなる主の恵み、
    なんとやさしき響きよ

That saved a wretch like me
    
このような我でさえも、救いたもうた
I once was lost, but now am found
    
かつて我は失われ、いま見出されぬ
Was blind, but now I see.
    
見えぬ我が身であったが、光を知った


'Twas grace that taught my heart to fear
    
大いなる主の恵み、
    そは我が心に恐れを教え

And grace my fears relieved
    
そして、解き放てり
How precious did that grace appear
    
かけがえなき恵みとは
The hour I first believed
    
なんと素晴らしきものだったか


Through many dangers, toils, and snares
    
多くの危険や苦闘や誘惑を
I have already come
    
我は乗り越えてきた
'Tis grace hath brought me safe thus far
    
恵みはこれほどにも安らぎを与え
And grace will lead me home
    
我を故郷へ導いてくれたもう


The Lord has promised good to me,
    
主は我に約束された
His Word my hope secures;
    
その言葉は我が望みとなりぬ
He will my shield and portion be,
    
主は、我の楯、我の一部
As long as life endures.
    
この生命の続く限り


Yea, when this flesh and heart shall fail,
    
そう、この肉体と心が朽ちて
And mortal life shall cease,
    
我がさだめが終わるとき
I shall possess, within the veil,
    
我はベールに包まれ
A life of joy and peace.
    
喜びと安らぎの生命を宿すのだ


The world shall soon to ruin go,
    
やがて世界に破滅が訪れ
The sun refuse to shine;
    
太陽が輝くことをやめても
But God, who called me here below,
    
我をお召しになった主は
Shall be forever mine.
    
永遠に我のものだ


When we've been there ten thousand years
    
我らは不死となり
Bright shining as the sun
    
太陽のように輝く
We've no less days to sing God's praise
    
主を称える歌はやむことはない
Than when we first begun
    
歌が始まったときと同じく


 

Amazing
Grace

 

 TVのCMで使われている所から、日本でもとても有名なのですが、恐らく英語で書かれた讃美歌としても、もっとも有名かつポピュラーなもののひとつだと思います。

作詞: ジョン・ニュートン、1779
    John Newton (1725-1807)
作曲:不詳

 歌詞そのものの内容や、メロディーの美しさはもちろんなのですが、この曲が親しまれている訳はそれだけではありません。作詞者のジョン・ニュートンは1725年にイギリスで生まれましたが、クリスチャンになる前は奴隷商人でした。その自分自身の人生を、キリスト教に帰依した作者が、正直にかつ主の恵みを素直に感じたままに、その気持ちを綴った事が、多くの人々に感銘を与え、心を揺さぶったのでしょう。
 だからこそ、今の現代に至るまで、連綿と歌い継がれてきているのではないでしょうか。

 なお、この曲の作曲者は不詳ですが、19世紀にアメリカで作られたものである事だけは、確かなようです。曲調からは、いかにもアメリカ南部の香りがただよう気がしますが、あなたはどのようにお感じになりますか?

The Lord II

 またもや数あるお気に入りの中から、Amazing Graceをお届けいたします。

 そろそろミレニアム・クリスマスが近づいてきて、このXmas Count Downも、1900年代最後の
Christmasに向けて始動開始です。

 「コンテンツがなかなか増えない!」といった、お叱りの気持ちをお持ちだと思いますが、長い目でお付き合いいただけますと幸いです。

 (Web Masterとしましては、完成までに約10年を見込んでおりますので・・・):苦しい言い訳(笑)

10/4/2000