Jingle Bells or One Horse ジングル・ベルズ |
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MIDIの後ろの番号は、アレンジの違いを表しています。 |
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SONG |
原 詩 / 対 訳 |
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Dashing through the snow 雪の中をつっきって In a one-horse open sleigh, 一頭立てのソリが走る Over the fields we go, 野原を越えて行こう Laughing all the way; 笑い転げながらさ Bells on bob-tail ring, シッポの鈴が鳴っている making spirits bright, こころもウキウキしちゃう What fun it is to ride and sing これってなんて楽しいんだろう A sleighing song tonight, O 今宵ソリに乗って歌うのは、オ
Jingle bells, jingle bells,
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Jingle
Bells |
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もう、この曲の説明は必要ありませんよね?クリスマスシーズンになれば、必ず耳にする1曲です。あの”シャンシャンシャン”という前奏の鈴の音が、私達に今年のクリスマスの訪れを告げているような、そんな気さえします。 作詞/作曲: この曲は、ピアポントが住んでいたマサチューセッツ州メドフォードという町の、サレム・ストリートというところで行われている、そり競争のために作られました。 すでにご紹介しましたSleigh Ride(楽しいそり遊び)にも、よく似たシチュエーションで、中に出てくるCurrier and Ives(クーリエ・アンド・アイブス)社の石版画にも、そのころの様子がうかがえるものがあります。 このページの背景にも、One Horse Open Sleigh(屋根の無い1頭立てのソリ)が描かれていますが、きっと個人用の冬の乗り物として、当たり前に利用されていたのでしょう。 さてピアポントはその後、ジョージア州サバンナに移りましたが、ある12月の事です。ピアポントの兄が訪ねて来て、子供たちが日曜学校で歌う、楽しい歌は知らないかと聞きました。 日曜学校の子供たちは、この歌を大変気に入り、数週間後に開かれたクリスマス会は、大成功を収めたといいます。 ”Jingle Bells、Jingle Bells、Jingle All The Way〜”というコーラス部分が受けたのか、当時としては大ヒットとなり、2年後の1859年には再版されています。考えてみれば、ビデオとかCDなんかはもちろん無い時代ですので、楽譜で伝わっていくのが一般的だったんでしょうね。考えてみれば、蓄音機を発明したエジソンが生まれたのが、確か1847年ですから、まだレコード(知らない人は、お父さんに聞きましょう!(笑)最近では、アナログ盤なんていう風に呼ばれています)も無い時代ですから・・・ 今ではすっかりクリスマスシーズンの歌として、定着した感がありますが、歌詞をご覧になればお分かりのように、元々は冬のシーズン(Happy Holidays)の歌なのですが、それがいろんな国の言葉に訳されて歌われるうちに、いつかクリスマスを代表する1曲となっていたのだと思います。 クリスマスの賛美歌も、敬虔で良いのですが、ノリノリになる訳にはいきませんから、そういう意味で、需要が高かったのでしょう。人の心には、聖と俗が同居していますから、いつも神に祈りを捧げてばかりいるわけにはいかないのかもしれません。だからこそ、こういった楽しい曲が、口伝えに評判を呼んで、広まっていったんだろうな・・・と、俗人のhideは想像をたくましくしてしまいます。 そういえばhideが小学校の頃は、確か いずれにしても、ウキウキとした気持ちが素直に伝わってくる、とても素晴らしい名曲だと思います。あなたも久々に、歌ってみませんか?さあ、ご一緒に! Jingle Bells〜 |
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お約束の通り、11曲目からは「超」メジャー系のクリスマスソングを出来るだけ、ご紹介させていただきます。 その、まず第一弾として”Jingle Bells”を取り上げましたが、いやあ・・・大変でした。これまでにない、全37曲のMIDIをUPしたことでもお分かりいただけますように、今までUPしてきたページとは雲泥の差となっています。 ファイル名が違っていても、実は中身は同じというMIDIファイルが多く、ここにUPした数の3倍くらいをチェックしていきました。いわば、まるでMIDIの神経衰弱?(笑) しかし・・・、1ページを作成するのに、ほとんど丸一日を費やそうとは思いませんでした。仕事もこれから年末に向けて、これまで以上にハードになる中で、果たしてこの密度を維持できるでしょうか?Advent Calendarも本当は、まだ手付かずなのに・・・ でも、読まれる方も大変でしょうね。ちなみに、このページにUPしたMIDIの紹介文を、全て読まれた方っていらっしゃるんでしょうか?もしおられましたら、是非ご感想をメールでお寄せくださいね。文字のポイントが小さいとか、何が言いたいのか良く分からないとか、きっといろいろあると思いますので・・・。メールされる方は、一番下のNorth Poleをクリックなさってくださいね。お待ちしております。 <謝辞> 11/16/2000 |