Dec/6/2003 (Sat)

 

 澄みきったクリスマスイヴの夜に、マルティン・ルターは森を抜けて家路をたどっていました。常緑樹らしい香りの良い梢の隙間から、彼は幾千もの星がきらめくのを見ることができました。

 その光景は梢ではなく、まるで指が星をまとっているかのように、ルターには思われました。
 それはそれは美しい光景だったに違いありません。

 この特別の夜に、彼が感じた感動を家族と分かち合いたいと思ったのは、その一瞬に神の壮麗さを感じたためでした。
 彼は小さなモミの木を切り倒し、家までそれを運びました。

 彼の子供たちが驚きの目で見るうちに、ルターは星の代わりとしてキャンドルを灯し、小さな木の枝にそれらを置きました。
 家族は、その小さな木の周りに集まり、賛美歌を歌いながらその夜を過ごしたに違いありません。

 これが実際に最初のクリスマスツリーだったかどうか、私たちには分かりませんが、それ以降の時代を通じて、クリスチャンはこの伝統を受け継いでいきました。
 数多くの常緑樹は、ラテン語では「Lignum vitae」あるいは「命の木」と呼ばれ、聖書からのたくさんの素晴らしい真実を表わしているといえます。

 その緑で活発な枝は、寒く不毛な季節の中での、復活に向けた鮮やかなシンボルなのです。           Joni Eareckson Tada

  

My Dear Friend....

 頑張ってみたけど・・・、ダメみたいです。もうひとつ日本語になっていないような気がします。ゴメンなさい。精一杯やってみたんですが、もうひとつ自分自身が気に入りません。大体途中でラテン語が出てくるなんて、絶対反則ですよね。そう思いませんか?ブツブツ・・・。

 とまあ、折角のクリスマスシーズンに文句を言ってると怒られそうですので、止めておくことにします。この失敗はきっと来年のクリスマスに取り戻しますから。

 あ!今、読んでいて笑ったでしょう!?
「毎年同じ事を言っていて進歩が無い」って、そう心の中でつぶやいてるのが、ちゃんと聞こえましたよ。もっともその通りですので、何も言い返せない自分が悔しいんですけども。

 前から言ってるように、「良い子にしていないとサンタさんが来てくれませんよぉ〜!」っていうのは、本当にホントなんですから。そうやってhideのことを笑ってばかりいると、クリスマスの前の晩にサンタさんが素通りしちゃいますから。

 あ〜!今度はふくれていますね。「いい子だったも〜ん!」っていうのが、フランスまで聞こえてきました。でも、そうですよね。こんな日本語もどきみたいな訳を、最後まで読んでくれたのですから、良い子に違いないですよね。
 hideがサンタさんにちゃんと言っておきますから、安心してください。サンタさんとはメル友していますから、あなたが本当はどれだけ心優しい人かを伝えておきます。

 もっともサンタさんなら、「前からちゃんと知っておるよ。今頃気づいたとは遅いのう。Ho!ho!ho!」とレスしてきそうですけどね。(笑)

 サンタさんには負けますけど、hideからもプレゼントを贈りますね。明日届きますので、楽しみにして待っていてください。

 昔は全ての生命が活動を停止してしまいそうな冬に、緑の葉を茂らせている常緑樹には特別な力が宿っていると考えられていたそうです。考えてみると、元々クリスマス以前は冬至を境として、春つまり「再生」に向かうと信じられていたそうですから、いかにも・・・と思えるお話ですよね。
 現代ではイルミネーションがキャンドルに取って代わっていますが、ちゃんと「キャンドルライト」という名前で呼ばれており、その名残を感じることが出来ます。
 しかし宗教改革で有名なマルティン・ルターさんが、こんな形でクリスマスにかかわっていたなんて・・・。とても意外でした。まだまだ知らないことってたくさんありますね。

 というところで、ではまた明日。

Little Drummer Boy 

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 BGM : Little Drummer Boy