Dec/12/2003 (Fri)

 

 
My Dear Friend...

 「ゲンゲンバッハ?どこそれ?」って、きっと思っていることでしょうね。hideもドイツにくるまで知りませんでしたから。場所的にはシュトウットガルトから西の方にあって、フランスとの国境近くの町です。
 少し前に立ち寄ったストラスブールの近く(約35km)になりますので、ちょっと戻ってきた感じです。

ゲンゲンバッハの町は、「黒い森のはずれの町」といわれる、小さな中世の町です。町と書きましたが正しくは「ゲンゲンバッハ市」ですので、当然のことながら市庁舎があります。
 ところが、この市庁舎には実はビックリ(!)の仕掛けがあったりします。何だと思います?なんと市庁舎全体が、大きなアドヴェントカレンダーなんです。ウソみたいでしょ?もちろん「世界最大のアドヴェントカレンダー」です。
 hideも最初は「本当かな?」と不思議に思ったのですが、昨日仲良くなったスタンドのお兄さんが、「時間に余裕があるのなら、絶対に見るべきだ!」と強硬に主張しましたので、「じゃあ、まあ・・・」と言われるままに逆戻りしてきた訳です。でも戻ってきて正解でした♪

 ゲンゲンバッハの市庁舎には窓が24コありますが、実はこの窓のひとつひとつが1日に見立てられたアドベントカレンダーになっています。
(ドイツ語で書くと”Adventskalender”ですから、英語で書くのととあんまり変わりませんね)
 毎年11月30日から12月24日まで、ひとつずつこの窓が開けられていき、すべての窓が開けられるとクリスマスになります。こんな話をすると、「ひとりだけで見て!」とあなたから怒られそうですね。(笑)さすがアドヴェントカレンダーの本場ドイツだけのことはあります。

 あなたにも、せめて雰囲気だけでも味わっていただけるよう、今日の写真には仕掛けをしておきました。一番上の写真(市庁舎の全景)をクリックしてみてください。クリスマスイヴにすべての窓が開いた市庁舎が見られますから。きれいですよ〜♪
 え?数えたら窓が22コしかないけど、どうするのかですって?相変わらずするどいですね・・・。屋根の上に2ヶ所、チムニーみたいなものが左右に見えますよね。実は屋根裏部屋の窓だったりします。この窓も含めて全部で24コの窓があって、11/30の夜に1日の窓。12/1の夜は2日の窓・・・と開いていって、12/23には24日の窓、そして12/24の夜はすべての窓が開いていて、みんなで「
クリスマスおめでとう!」と祝うそうです。信じられなければこちらをクリックしてみてくださいね。

 毎日17時に市庁舎前の特設ステージで、子供たちの音楽と寸劇が始まって、18時にその日の新しい窓が開けられます。それからもちろんゲンゲンバッハでもクリスマスマーケットが開催されています。この町のマーケットは少し長くて、11/30〜1/6の期間中は20時まで楽しむことができます。クリスマス好きな人には、天国のような町ですね。市庁舎も可愛いし・・・。 (^^)

 

 

Ludwigsburg
ルートヴィヒスブルク

 
 文字ばっかり・・・って怒られそうですが。さてゲンゲンバッハからシュトウットガルトを経由して、ルートヴィヒスブルクまでやって来ました。
 Barock-Weihnachtsmarktとこちらでは呼ばれるように、バロック様式の教会前で開催されるバロック・クリスマスマーケットとして有名です。

 名物は独特な天使のイルミネーションなのですが、写真で分かりますか?教会の左側に、天使が羽を広げたような大きなイルミネーションが見えると思います。バロック様式に天使のコンビネーションですから、組み合わせもバッチリですね。

 160軒もあるスタンドを巡って、結局今日は天使の像をゲットしました。ちょっとイルミネーションに影響を受けたみたいです・・・。

 今日は1日に2つのクリスマスマーケットを回って、さすがに疲れちゃいました。でも頑張らないと、折角のシーズンが終わってしまいますから・・・。

 ではまた明日。

 

 

写真をクリックしてみてねっ♪

 

天使のイルミネーションです。
これで分かりますよね?

thenutcrackersuite minuature overture

MIDI file Download (56kb)

BGM :the nutcrackersuite minuature overture