ということで・・・、オーストリアのザルツブルグ郊外、オーベルンドルフにやってきました。写真を見て、もしかすると「これがクリスマスに関係あるの？」って思ったかもしれませんね。 実は大いに関係あり、なのです。
写真に写っている御堂は、「きよしこの夜礼拝堂」といいます。そう、あの有名なクリスマスキャロル「きよしこの夜」は、このオーベルンドルフで生まれたのです。
オルガンが壊れてしまったので、ギターの伴奏で唄われたというお話で有名な「きよしこの夜」を記念して建てられたのが、このメモリアル・チャペルです。
お話の舞台となったその時の教会は、川の氾濫により壊れてしまったので、この礼拝堂が建てられたそうです。
しかし、とても小さな建物で、せいぜい15人くらいが入るのが精一杯だと思います。（一番上、右側の写真に、立っている人が写っています。大きさを想像してみてください。）
ここでは毎年クリスマスイヴの夜に、礼拝堂の前でミサが行われるそうです。日本からも200人くらいの人たちが、この特別なミサにやってくるそうです。
もっともそれ以外にも、あちこちから観光バスがたくさんやってくるので、観光ガイドの方は何時間も前から場所取りで大変なんだそうです。観光案内所（隣にあります）のお姉さんが、そう教えてくれました。
夜は-5℃くらいか、もっとそれ以下に気温が下がりますから、大変なんてものじゃないでしょうね。
でも・・・、イヴにオーベルンドルフで「きよしこの夜を聞きながらミサに参加する」っていうのは、一生に一度くらいは体験してみたいものです。寒がりのあなたには、無理かもしれませんけども・・・。 (^^)
ここから有名なノインシュバンシュタイン城は、そんなに離れていませんので、なんとか行ってみたかったのですが・・・。
ちょっとアクセスが悪いので、今回は絵葉書で我慢することにしました。お城は西ですけど、hideは東の方に行こうと思っていますので・・・って、さて次の目的地はどこでしょう？ヨーロッパの地図を見ながら、じっくり考えてみてくださいね。
ではまた明日。
