Dec/12/2018 (Wed)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

First European Tour

First Time in Vienna #2

 

 

 

 

 

 

 

 


 ウィーンの街のシンボルのひとつモーツァルト像も貸し切り状態です

 

 

 

 

 

 

 


近くにはゲーテ像もあります

 

 

 

 

 

 

 


あちこち眺めながら1時間ほどの散歩で国立オペラ座に到着しました

 

 

 

 

 

 

 


お目当てはこちらマイバスの集合場所です
いわば、はとバスみたいな感じにガイドさん付きで回ってくれるんです

 

 

 

 

 

 

 


こういう感じのところにバスを止めようというのですから
なかなか難易度は高いですよね

 

 

 

 

 

 

 


出発を待って車窓からボーっと眺めていたら
フィアカーが走っていくのが見えウィーン気分が盛り上がります(笑)

 

 

 

 

 

 

 


朝から歩いたコースはこんな感じです
多分2Kmくらいだと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 


おや、桜が咲いてますね  日本はまだなのに早いなぁ

 

 

 

 

 

 

 


40分ほど南に走ると目的地の看板が見えました
上の方にでっかく”ヘルドリッヒスミューレ”と地名が書いてあります

 

 

 

 

 

 

 


何にもなさそうな小さな町です

 

 

 

 

 

 

 


集まってくださーい!というガイドさんの声で木の前に集合
ここはシューベルトが名曲「菩提樹」を作曲したところで
この木がモデルなんだそうです・・・ホントかな?(笑)

 

 

 

 

 

 

 


次の目的地は・・・

 

 

 

 

 

 

 


ハイリゲンクロイツ修道院です

 

 

 

 

 

 

 


外国で修道院に入るのはこれが初めてでちょっとドキドキ
ステンドグラスを間近で見たのも初めてです
(あとあとたくさん見ることになるのですが)

 

 

 

 

 

 

 


礼拝堂の中です 赤い布が掛かっていますがあの向こうに
イエス・キリストがおられます
もうすぐイースターつまり復活祭で
その時にあの布は取り払われるそうです

 

 

 

 

 

 

 


知らないことが色々あるんだなーと思いつつ
このコースに付いているアップルパイとウィンナコーヒーをいただきました
ドイツ語で言うと
アプフェルシュトゥルーデルっていうそうです
アップルシュトーレンという言い方もあるそうですね

 

 

 

 

 

 

 


こじんまりした家庭的なお店でした

 

 

 

 

 

 

 


壁には修道院の絵が描かれてました

 

 

 

 

 

 

 


なんて読むんだろう・・・?

 

 

 

 

 

 

 


小腹も膨れたし、またもやバスで移動します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

My Dear Friend...

この日、日本から予約していたのは

「ウィーンの森半日観光」というツアーです
 

突然ですが「うたかたの恋」ってご存知ですか?

宝塚歌劇で上演されたり映画になったり

バレエ作品ともなった悲恋の物語なのですが

その最後の場所となったのが

これから訪れるマイヤーリンクです
 

うちの奥さんに無理やり引っ張って行かれた

というのが正しいかもしれませんが(笑)

 

ではまた明日...

 

 

 

 

 

 


マイヤーリンクはエリザベート皇后の一人だけの息子
ルドルフ皇太子がお気に入りだった狩猟のための館でした

 

 

 

 

 

 

 


ルドルフ皇太子には妻子がいましたがその仲は冷え切っており
政治的な孤立もあり疲れ切っていたといいます

ちなみに赤い屋根の部分が元の狩猟館で、
後ろの白と黒の屋根は後に増築された教会です

 

 

 

 

 

 

 

 


 そんなある日、ルドルフ皇太子は男爵令嬢のマリー・ヴェッツェラという
小柄な可愛い女性を紹介されます
時にマリーは16歳、ルドルフは30歳でした

 

 

 

 

 

 

 


 ルドルフは教皇宛に妻との離婚の手紙を書きますが、認められませんでした
また、教皇からの返事がルドルフ宛ではなく父帝のフランツ・ヨーゼフ一世経由で届いたことで、
離婚を願い出たことが知られてしまいヨーゼフ一世の激怒を買います

結局、1889年1月30日の早朝

ルドルフはマリーと、このマイヤーリンクで拳銃による心中を図りました

 

 

 

 

 

 

 


 マリーの亡骸は先に訪れたハイリゲンクロイツ修道院に埋葬されました
またルドルフはウィーン市内で国葬されたあと、カプティナー教会に
ヨーゼフ皇帝、エリザベート皇后と共に埋葬されています

 

 

 

 

 

 

 


中は撮影禁止でしたので代わりに何枚か絵葉書を買ってみました
これは当時のマイヤーリンクの姿だそうです

 

 

 

 

 

 

 


マイヤーリンクはアルファベット表記すると”Mayerling”と書きます
英語圏ではマイヤーリン「」と発音しますが、
ドイツ語圏ではマイヤーリン「」という発音になります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mayerlingをもう少し知りたい方へ

 


オードリー・ヘプバーン主演の幻と言われる映画作品はこちらから
(画像はハイリゲンクロイツ修道院です)

 

 

 

 

 

 


バレエ作品(ロイヤル・バレエ団)のトレイラーはこちらから
(こちらはマイヤーリンクです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今日はこちらからどうぞ♪

 

 

 

 

Smooth Jazz Christmas - O Come, O Come Emmanuel *k~kat jazz café* SmoothLoft