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ドイツの西、ベルギーとの国境近くにモンシャウ(Monschau)という

町というか村というか

人口1万1千人を少し超えるくらいのところがあります

日本のガイドブックには、まず載っていないと思いますが

ドイツやベルギーでは有名な観光地だったりします

特にこの時期はベルギーから日帰りでマルクトと本格的なクリスマスを味わうために
週末は観光客がごった返すといいます

「ドイツの西」といっても分かりにくいですよね

マップでいうと左にベルギーの首都ブリュッセルがあり、右に大聖堂が有名なドイツのケルンがあります
その真ん中あたりに「アーヘン」という都市がありますので、
そこから少し右斜め下の「赤い点線と実線で囲まれた地域」があるのがお分かりでしょうか?

その部分を拡大するとモンシャウが見えてきます
この辺りはちょっと複雑で、左上にミュッツェニヒという町を囲んだ赤い線がドイツで
その外側がベルギーというのはお分かりだと思います
さらにモンシャウとミュッツェニヒの間にも隙間のある赤線が引かれてますよね?

その隙間は実はベルギー領で1919年のワルシャワ条約でベルギーに割り当てられた
フェンバーン鉄道線が走っています
ドイツ国内でモンシャウまで旅するならアーヘンから路線バスで南東へ片道約1時間走りますが、
途中で「ドイツ→ベルギー→ドイツ」と国境線を2回通ることになります
といっても同じユーロ圏ですので、税関検査とかはありません
ただ、昔の検問所なんかがあるとちょっとビックリするかもしれませんね

モンシャウは過去にフランスやベルギーの領土であった歴史があり、
建物にその名残を見つけることが出来るといいます
特にベルギーから来た観光客は「ベルギーみたいだね」と
口を揃えて言うとか言わないとか・・・

木組の家といえばドイツの特徴に必ず挙げられると思いますが、
普通は直線的に組まれていると思うんです
これって・・・ドイツっぽくないのでは?(笑)

モンシャウの標高は420m 一段高いところ(画像右端)にはモンシャウ城があります
16世紀に破壊され廃墟になっていましたが、20世紀初めに修復され
現在ではユースホステルとして誰でも泊まれるそうです

モンシャウは「アイフェル」と呼ばれる地方にあり

「アイフェルの真珠」とか

「ラインラントのローテンブルク」という風に呼ばれているそうです
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