The Legend of
 
Santa Claus part3

〜 サンタさんの内緒話・その3 〜

Amazing Grace


 おぉ・・・、いかんいかん。
 ついウトウトしてしまったようじゃな。すまんすまん。
 どこまで話をしていたのやら・・・。
 確かコルバトゥントゥリのことを話していたような気がするのう・・・。
 それで、トントたちの事や、どうすればわしの家に辿り着けるかを教えてあげていたんじゃな。それで合っておるかな?ということは・・・。

 ・・・ふむ。だんだん思い出してきたぞ。
 そうじゃった、そうじゃった。ヨウルマーの話をしようとしていたんじゃった。

 普段はヨウルマーと呼んでおるんじゃが、本名はイルマ・サローネンという名前なんじゃよ。もちろんわしの妻じゃ。わしが独り身の頃は北極のノースポールに住んでおったんじゃが、ヨウルマーと結婚して今のコルバトゥントゥリに移ってきたんじゃ。わしは別に気にならなかったんじゃが、ヨウルマーが「住み慣れたコルバトゥントゥリの方が良い」と主張したものじゃったから、トントやトナカイ達を連れて引っ越してきたんじゃよ。
 じゃから、今の住まいは元々ヨウルマーが住んでいた家を、わしがだんだんと改築していったものなんじゃ。完成するには、まだ当分かかりそうじゃがのう。

 そうそう、ヨウルマーの話じゃったな。彼女はもともと魔女の家系で、ヴェレッタというお姉さんとの二人姉妹なんじゃよ。ヴェレッタは正当な魔女の道を選んだんじゃが、ヨウルマーは魔女としての生き方があんまり好きではなかったんじゃな。あまりこの話をすることはないんじゃが、どうも魔法が万物の均衡を崩すことが嫌みたいじゃよ。じゃからヨウルマーは一切の魔法は使うことがないんじゃ。
 もっともマンドラゴラなどといった不思議な植物を使った薬の調合じゃとか、心理学は得意じゃな。まあ、わしがいうのも何じゃが、魔女というより学者という感じに近いかもしれんよ。
 ヨウルマーは自分のペースを大切にする女性じゃから、土足で生活に踏み入れてくるようなデリカシーの無い相手は苦手みたいじゃな。それでもヨウルマーは「苦手」と言うだけで、「嫌い」とは決して言わんから、実はとても優しい人なんじゃよ。

 その優しさからくると思うんじゃが、ヨウルマーは人によって年齢が違うように見えるようじゃな。わしの目からは45歳くらいに見えるんじゃが、会う人によっては21歳〜88歳くらいに見えるようじゃよ。詳しい理由は分からんが、「その人が思い描いているミセス・サンタクロースの年齢に見える」らしい。
 写真を撮るときも、この思い描いた年齢というのがそのまま映し出されるようじゃな。わしはいつも「白いひげを生やした太ったおじいさん」に見えるんじゃが、ヨウルマーはそういう訳で色んな姿かたちで、話が伝わっておるようじゃな。
 これは魔女の家系に生まれたことと関係があるのかもしれんが、詳しいことは分かっておらんのじゃよ。まあヨウルマーはヨウルマーじゃから、わしはあまり気にしておらんのじゃがのう。


 今回はサンタクロースの奥様、ヨウルマーについてお話させていただきます。
 サンタ
さんが大分説明されましたので、ここから先は蛇足になるかもしれませんが、最後までお付き合いいただけると管理人としましては、ちょっぴり嬉しいかも・・・。  (^^)


  サンタの妻 ヨウルマーについて 

 名前     イルマ・サローネン
 通称     ヨウルマー
 生年月日  西暦1882年1月1日
 現住所    フィンランド コルバトゥントゥリ SF9999
 身長     168cm
 体重     55kg

 趣味     編み物、薬酒作り、料理、機械いじり
         スピードの出る乗り物と音楽が好きで、よく歌を口ずさむ。
         しかし時速100マイル以上で暴走するスノーモービルや
         ジープを運転しながら、「エーデルワイス」を口ずさむのは
         やめて欲しいものだと、サンタは心の中で思っている。

 性格     いつもはやさしく心穏やかだが、物事の処理は現実的。
         トントたちが喧嘩をしても放っておくが、あまりにうるさいと
         ホウキで表へ掃き出す。この時だけはトントたちも反省を
         しているようである。
         何事もマイペースに処理していくタイプで、料理から車の
         メンテナンスまで大体のことはこなす。もっとも器用な訳では
         ないため、最初からうまくできたわけではない。
         周囲にばかにされたり、笑われたりしても、にっこり笑って
         地道に努力してきたので、自然にうまくなった。

         サンタから見た目では45歳くらいで、いつもは薄手のセーターの
         アンサンブルにウールのタイトスカートなどや、ゆったりとした
         Aラインのセーターに、すっきりとしたニットパンツを合わせている。
         部屋履きとしてカンフーシューズを履いていることが多い。

         車の手入れをする時は、ジーンズに着替える。またスノーモービル
         などに乗って買い物に行くときは、中世ぽい古風なロングスカート
         のスタイルに、上からダウンジャケットを着るという、一風変わった
         格好にもなる。
         こうした雰囲気の違うものをコーディネートしても、
         色の組み合わせやシルエットから、それほど違和感を感じ
         させないのが、ヨウルマーらしい着こなしである。

         好きな色はアースカラー系が多い。サンタと同じで、真冬の
         コルバトゥントゥリでは、カウチンセーターなどの厚手のものを
         上から羽織っている。


 アメリカでは、どんなパーティでも普通は「カップル」で出席します。ですので、きっと心優しい誰かが、「サンタクロースにもパートナーが必要では!?」と思ったんでしょうね。ミセス・サンタクロースはそういった生活習慣の中から生まれてきたのだと思います。
 もっともヨウルブッキとかクリスマス親父、あるいはシントクラウスと呼ばれている国では、サンタさんはいまだに独り身であるかもしれません。今後の研究が待たれるところですね。(笑)

 サンタさんが言ってましたけど、きっと人の数だけミセス・サンタクロースの姿があるんでしょうね。あ、そういえば、こんなのを見つけちゃいました。 (^^)

 2002年に制作された映画「Mrs. Santa Claus」ですけど、このビデオのパッケージがhideの持っているイメージに近いかもしれません。もっとも日本語訳で出ているわけではありませんし、アマゾンドットコムで調べたところ「在庫切れ」でしたから、当分の間は幻の作品となりそうですけども・・・。

 一緒にサントラ版CDも出ているようですので、もしアメリカやカナダへお出かけの予定がおありでしたら、hideの代わりに探してみてくださいね。ちなみに映画のビデオの方は¥1,125でしたから、そんなに高価ではありません。あとDVD(こちらは$14.98)でも出ているみたいですけど、日本国内仕様のデッキでは見ることが出来ないみたいです。どんな内容なんでしょうね、気になるなぁ・・・。

 
  

サンタミセス・サンタのアドヴェントカレンダー?
ドールタイプですけど、結構欲しいかも・・・。 (^^ゞ

色んなMr.&Mrs.のツーショット

 
 どうも、大変お待たせいたしました〜という感じですが、サンタさんの内緒話の3回目を、お届けいたします。前回のお約束(?)通り、サンタさんの愛する奥様、ヨウルマーさんを今回のメインとして取り上げてみました。

 前半は文章が多く、後半は画像が多いという、バランスが良いのかアンバランスなのか、良く分からない構成ですが、お楽しみいただければ何よりです。

 そうそう。このページの一番最初(タイトルの左側)にサンタさんが猫を抱いている写真があったでしょ?サンタ家では実は猫を飼っていまして、名前は「プープ」といいます。体重が8kgもある骨太でがっしりした猫で、ノルウェイジャン・フォレストキャット(のように見える)のオス猫です。

 子供の時にヨウルマーが拾ったのですが、あまり愛想がよくなくて、おまけに妖精の類がみんな嫌いらしいです。「こんなにふてぶてしくなるとは思わなかった」みたいですが、食べ物を貰うときだけは甘えた声を出すそうです。

 ということで、今回のあとがきは番外編のオマケ付きでした。ちょっと得した気分でしょ?(笑)

06/27/2004
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