雷門を出ると、タクシーと人力車が並んで客待ちをしていました。向こうに見える、金色の雲みたいなのはアサヒビールさんの本社ですね。
なんか食べようか?ということで、有名な「駒形どぜう」さんへ行ってみることにしました。「どぜう」と書いて、どじょうって読むんですよ。
建物も、そして入口も、風情のある趣きですね。なんでも創業二百年を超えるそうです。
二人だけなので座敷よりテーブルの方が気楽かな?と、地階に案内してもらいました。
今月のおすすめ品とかがお品書に載っていますが、初めて来ましたので「名代どぜう鍋」と「くじら鍋」を注文。ついでに、ご飯も。少し遅めの昼食(確か15時過ぎだったような)という感じです。
やってきたのが、こちら。どぜう鍋です。ネギをたっぷり乗せて下さいね〜♪と説明されたので、いっぱい乗せてみました。あれ?どじょうだけの写真を撮るのを忘れちゃった・・・。(ーー;)
仕方ないので取り分けたのを撮ってみました。お好みで七味などを掛けていただきます。甘辛いタレに、柔らかく煮えたどじょうがよく合います。骨もそのまま食べますので、ミネラルがたっぷりとれそうですね。
お次はこちら、くじら鍋です。ネギを乗せてしまうと、どぜう鍋と同じに見えてしまいますね。なんでも創業した方がどじょうという、一番小さな魚を取り扱ったので、二代目の方が「だったら一番大きい魚も」ということで、クジラを取り扱うようにしたんだそうです。よくよく考えると、クジラは魚では無いのですが・・・。
ちなみに関西では、和歌山県太地町が昔からくじら捕りで有名だった関係からか、くじらを食べるのは普通のことでしたね。
なので、我が家でおでんを作る際には、奥さんに頼んでコロ(クジラの皮の部分)をよく入れてもらったものです。
なんか、そんな昔のことを思い出しながら煮えるの待っていました。
で、そんなこんなでほどなく出来あがりです。白く見えるのがクジラですね。
ちょうど皮の部分です。どじょうは七味でいただきましたので、今度はゆず胡椒で。久々に食べたクジラは、とても懐かしい味でしたね。
駒形どぜうのお店と、道路をはさんだ向かい側にはバンダイさんがあります。玩具メーカーさんですから、ドラえもんなどの色んなキャラクターが並んでいます。
う〜ん・・・、これって意外とシュールな光景かもしれませんね。
腹ごなしに散歩していると、浅草公会堂のあるオレンジ通りに出ました。
浅草公会堂の前には、こんな風にスターの方の手形とサインが道路に埋め込まれています。日本版チャイニーズシアターという感じでしょうか。
こんな風に並んでいるのですが、草笛光子さんや森進一さんの名前が見えますね。
さっき食べたばかりなのですが、甘いものは別腹?(^^ゞ
芋ようかんで有名な舟和さんで、ぜんざいを食べることに・・・。
栗ぜんざいと、ところてんのセットというところがスゴイなぁ。hideのイメージでは、というか我が家で奥さんが作るぜんざいは、もっと汁が入っているのですが、こちらでは一滴も無い・・・。(ーー;)
小豆は美味しいし、お餅もおいしい。栗ももちろん・・・なんだけど、お汁が欲しいな・・・と思ったhideはしょせん関西人なのでしょうか。
ところてんは、いうならばざるそばのような仕立てで、右上に見えるワサビでいただきます。これも、なかなか・・・。いやあ〜、もう。本当に初体験でしたね。素直に芋ようかんのついた抹茶セットにした方が良かったかなぁ。(笑)
夕暮れ時になるとライトアップされ、昼間とはまた違った浅草の表情が見られます。まあでも、今日はよく歩いたから、そろそろ帰ろうかな。