Dec/10/2003 (Wed)


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My Dear Friend...

 三大クリスマスマーケットのひとつで、「世界最大のクリスマスマーケット」と呼ばれている、シュトゥットガルトのクリスマスマーケットにやってきました。中央駅からまっすぐのびるケーニッヒ通りを歩き始めると、グリューワインや焼きソーセージの屋台がちらほらと現れて、食欲をそそってくれます。
 え!?3つってどこなのかですって?
 「世界最大のシュトゥットガルト」、「世界一有名なニュルンベルク」、「世界最古のドレスデン」の3ヶ所をいうんです。全部回れるといいんですけど・・・。

 さて新宮殿前の広場から旧宮殿横のシラー広場、そしてマルクト広場まで全部で200以上のスタンド(屋台)が並んでいるそうです。そしてそれぞれのスタンドの屋根の上に装飾が施されているのですが、これがここのクリスマスマーケットの一番の特徴です。
 スタンドのお姉さんが「ドイツ中にクリスマスマーケットはあるけど、ここが一番綺麗なのよ。」と説明してくれましたから。(たぶん・・・)
 訪れる人の数も半端ではなく、11/28〜12/23の期間中に300万人を超える人たちがやってくるそうです。見当もつかない数ですよね。

 今日は手作りの星の形をした「シュペクラティウス」と呼ばれるスパイスの効いた薄い形抜きクッキー(穴を開けてリボンでツリーにむすぼうかな・・・)、それと山のようにあった中から選び出したクリスマスカードを小山くらい買っちゃいました。
 必死で買っていたら「おいおい、そんなに買って、どこかでスタンドを始めるのかい?」とスタンドのおじさんに聞かれてしまいました。ちょっと買いすぎたかもしれません・・・。

               

 有名な「クリッペ」は高かったので(こればっかし・・・)写真に納めるだけにしました。キリスト生誕の様子を人形で表したものですけど、アドヴェントの時期は教会でも飾られますし、等身大のクリッペを飾っているクリスマスマーケットもあるそうです。
 もちろん一般の家庭でも飾られるそうですが、とても高価なので毎年少しずつ買い足していくそうです。
 キリストの生まれた厩(うまや)にキリスト、マリアとヨーゼフ、祝福にやって来た3人の賢者、羊や牛などがセットになったミニチュアの人形の家ですから、登場人物が多すぎるのかもしれません。まあでも日本のお雛様と、よく似た感覚だと思えば何となく理解できる気がします。

 シュトゥットガルトから電車で15分くらいのところに「エスリンゲン」という小じんまりした町があります。ついでですので足を伸ばしましたが、中世の面影を残すかわいい町でした。クリスマスマーケットはオレンジ色の薄暗いライトで照らされていて、いかにも「中世」を感じさせてくれる演出でした。左下の写真がエスリンゲンなのですが、バッテリーが切れてしまい、これ以上写真が撮れなくなったのは残念・・・。
 もう一度、時間を作ってゆっくり来なさいということなのでしょうか?まあそれはさておき、不思議なものを帰りがけに発見しました。

 右下の写真ですけど、あなたも映画で見て知っていますよね?「え?なんでヨーダがサンタの格好してるの?」と思わずつぶやいてしまうくらい、インパクトは強かったです。当然「お買い上げ」の対象にしちゃいましたけどね。(笑い)

 明日の昼過ぎまで、シュトゥットガルトにいると思います。世界最大と言われるクリスマスマーケットですから、本当はもっとゆっくりしたいのですが、行きたいところばかりで・・・。体が3つくらいあるといいのになぁ・・・と真剣に思っちゃいました。

 ではまた明日。

 

 
Sleigh Ride

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BGM :Sleigh Ride