雪がいっぱい積もってたでしょ?気温がマイナス7℃ですって・・・。寒いはずです。前にもお話したような気がしますが、フィンランドでは12月末の冬至を「収穫祭」としてお祝いしていました。
ちょうど冬至を境として夜の長さと昼の長さが逆転し、だんだんと春に向かうことを知っていたんでしょうね。
キリスト教が伝わってからは、これがクリスマスと一緒になったそうです。クリスマスのことをこちらでは「Joulu=ヨウル」と呼びます。
だからサンタさんのことは、本当はヨウルプッキ(Joulupukki)って呼ぶんですけど、サンタクロースっていってもちゃんと伝わりますから、安心してくださいね。
子供たちがアドヴェントカレンダーで、「まだかな、まだかな・・・」って1日1日を楽しみに過ごすのはドイツなんかと一緒です。それからこちらでは、12月13日の聖ルシアの日を盛大にお祝いするそうです。
1920年頃にスウェーデンから広まった行事だそうですが、「光の女王」である聖ルシアが親しまれているのは、暗い冬が長く続くからなんでしょうね。hideたちは異邦人ですから、「オーロラが見えてうらやましいな」なんて思いますけど、この土地で暮らしていくことは、きっと大変なことだったんだろうと思います。
聖ルシアの日には、女の子は純白のドレスに身を包み、真紅のベルトを締め、ろうそくの冠を付けて両親にモーニングコーヒーを運ぶそうです。もちろんそれだけではなく、ルシアに選ばれた少女の戴冠式が大聖堂で行われた後、ルシアと光の精たちがコーラスをしながらヘルシンキ市内をフィンランディア・ホールまでパレードするという、大きなイヴェントも行われます。
ここまで来たんだから、聖ルシアさんに会わなきゃ・・・。ほらほら、行きますよ♪ (^^ゞ