Dec/20/2004 (Mon）

Christmas
Scenery

in

　
My Dear Friend...

　フィンランド〜スウェーデンときたら、やはりノルウェーははずせませんよね。結局これで、スカンジナビア半島を制覇（？）したことになります。３つの国は同じ文化圏ですので、やはりノルウェーでもクリスマスはユール（Jul）と呼ばれます。サンタクロースは「ユーレニッセ」と呼ばれますが、元々はノルウェーに住んでいた「ゴブリン（小鬼）」が、その原型になっているそうです。

　クリスマスの町と呼ばれるドローバックへの入り口には、「ニッセに注意」と書かれた交通標識が立っているそうです。それだけ生活の中になじんでいるのでしょうね。
　
　　　　　　

　もちろんルシア祭も盛大にお祝いされますが、どんなに盛大に盛り上がったとしてもユールは最後には「家族と過ごすもの」なのが、日本と違うところかもしれません。もっとも24日の午後過ぎから祝日である25・26日と、お店とかが休みになりますので、出掛けても仕方がないのかもしれませんね。

　さて今日は、ノルウェーのサンタさんの様子を見てみましょう。ドアをそっとノックしてみて下さいね。それからお出かけ〜☆　(^o^)／

Sorry, your browser doesn't support Java(tm).
小さくてゴメンなさい・・・

　ベルゲン市（通称：ジンジャー・クッキー市）にあるフロイエン山では、昔懐かしいソリ遊びと共に
ルシア祭が開催されます。また毎週日曜日の午後１時には、短い祈りと賛美歌と共に、
かがり火が焚かれます。ホットチョコレートとクリスマスクッキーを持って参加・・・なんていうのは
いかがですか？

　ノルウェーでは、クリスマス・ツリーは12月23日の夜に飾りつけられ、プレゼントは全てツリーの下に置いておきます。
　クリスマス･イブになると、夕食前に家族で先祖のお墓を訪れ花とろうそくをお供えし、夕食後にみんなでツリーの下に置かれたプレゼントを開けて楽しむのが習慣となっているそうです。

　
　町の中のステキなイルミネーションも見ましたし、ルシアさんにも会えてｈｉｄｅは充分満足です。でも・・・、さっきの「クリスマスの町」っていうのが気になりますね。　(^^ゞ

　ドローバックはオスロフィヨルドの東岸に位置する、人口約３０００人の小さな町です。で、なんでクリスマスの町って呼ばれるようになったかというと、「ユーレフース（Julehus）」つまりクリスマスハウスという、１年中クリスマスグッズを販売しているお店があることから、そういう風に呼ばれるようになったみたいです。

　じゃあ頑張って遊びに行かなきゃ！え？お腹空いた？そんなのあとあと！ほら、行きますよ〜♪　(^^)

とても可愛い建物です

　
　
ニッセってこういうイメージなんですね

　　
　たくさんお買い物しちゃった・・・。"^_^"
　ところでさっき何か言ってませんでしたか？あ、そうだ！「お腹空いた！」って言ってたんでしたね。

　ディナーにはまだ早そうですから・・・、じゃあお茶にでもしましょうか？ノルウェーのおうちでは、クリスマスには７種類のクッキーを焼くといいますし、あなたのあこがれ（？）の「お菓子の家」を自分で作っちゃう方もおられるそうですよ。食べちゃうのはもったいない・・・。
　クッキーの中で有名なのは「ジンジャークッキー」ですよね。クリスマスになると見かけるでしょ？こんなの↓を・・・、ね。
　　

　でも今日はクッキーではなく、ケーキをご馳走しますね。それもノルウェーではクリスマスや結婚式など特別の機会だけに作るという、「クランセカーケ（kransekake）」だったりします。
　どうぞ、おいしく召し上がれ♪　(^^)

何と18段重ねのケーキだったりして・・・。
どうやって食べるんだろ、これって。　(^_^;)

ツリーに飾るためのリボンを通す穴が
最初から開いています。

満足した？え、「お腹が一杯になったら眠くなった」？
もう・・・、何言ってんだか・・・。　(ーー;)
仕方ないなぁ・・・。

ではまた明日。　(^^ゞ

MIDI file Download (30kb)

　　　　BGM : Jingle Bells