Nov/29/2005 (Tue)

Christmas Tree Light

 

 

1929年製のツリートップの組みライト

こちらも1929年製のツリートッパー。どうやって立てるんだろ?

1932年製の星型ライト
 
1934年製 自動で色が変わるライトが誕生!

1935年製 カット面を増やすことでロウソクの揺らめきの再現にチャレンジ!
 

 
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My Dear Friend...

 同じような写真ばかりだと飽きちゃうかな?と思い、今日は出来るだけ変わったものというか、スタンダードタイプ以外のものを中心にお勉強することにしました。普通のものって100年以上経った今のものと、たいして違っていませんから、見ていても楽しくないですしね。 (^^ゞ

 さて1935年まで来ましたから、ツリーライトが世に生まれて、約50年近くが経過した訳です。ちょうど左のツリーのように色が変わったり、ダイアモンド風にカット面を強調したデザインにしたり・・・。
 恐らく様々な試行錯誤がなされながら、製品化されていったのではないでしょうか。

 残るはあと70年分・・・。

 なんか気の遠くなるような時間ですけど、「つまんないよぉ〜」とか文句言わずに、ちゃんと最後まで付き合って下さいね。
 そうしたらきっと何かいいことが待っているのでは・・・。
 

 

 

1936年製 ベル型のフードにアニメのキャラクターが描かれています。

同じく1936年製 アニメといえばやはりミッキーですよね。



ポパイ、そして有名なディズニーのシリー・シンフォニーも商品化されました。

同じく1936年にはロウソク型のライトも発売されました。ものすごい充実度ですね。

1937年にはオーナメントタイプがラインナップ!
 
1939年にはディックトレーシーが仲間入り。日本でもず〜っと前にTVで放送されてましたね。
右側は1940年製のクリスタルスターです。

1945年にはボールタイプが登場。

1947年製 シリンダー状になったガラスの中にオイルが入っています。
電球の熱で温まることでオイルが循環。炎の揺らぎを再現しようとした傑作です。



すべて1948年製 一つ当たると同様の製品が出てくるのは世の東西を問わず同じですね。

1949年の新作パンフレットより

1950年製 ツリーとのバランスがちょっと悪いような?

同じく1950年製 スタータイプとフレイム(炎)タイプ
 
新作が続々登場したのが1950年の特徴かもしれません
 
左:1958年製       右:1959年製

左1959年製           右:1960年製

同じく1960年にはポインセチアをモチーフとしたライトも現れています。
上の画像をクリックしてみてくださいね。


右:1961年製 リフレクターを花びらに見立てています  右:1966年製のクリスタルライト

左:1970年製のオーナメントタイプ   右:1975年製のライト・リースです

左:1983年製 ノスタルジックな復刻版です   右:2004年製 もう電球ではなくLEDを使用しています

2005年ヴァージョンはこんな感じ?

これからクリスマスツリー・ライトはどのような進化を遂げるのでしょうか?
楽しみなような、これ以上あまり変わって欲しくないような複雑な思いを感じるのはhideだけ?
 


 
最後はオマケで〜す♪ (^^ゞ
 

 
 2日間に渡ってのクリスマスツリー・ライトのお勉強は以上で終了で〜す♪
 画像が多かったから疲れちゃいましたか?
 え?読み込むのに随分待たされた?

 どうも申しわけありませんでした。こんな調子だと、去年の二の舞になってしまいそうです。
 注意しなきゃ・・・。

 でもこうして歴史を振り返ってみると、色々と知らなかったことが発見できて面白いですよね。定番化されたものもあれば、新発売の年だけで終わりという、商品改廃の厳しさ・激しさを感じました。

 言うなれば「夢を創るための舞台裏」を垣間見たように思います。こうしたたくさんの人たちの創意工夫の上に、今私達が「うわ〜キレイだなぁ〜♪」と何気なく毎年見ているイルミネーションがあるんでしょうね。

 ・・・なんて、ちょっと神妙になっちゃいました。
 さあ、次は何が待っているんでしょうか?

 というところで、ではまた明日。

 
おや?これは何かな?
Deck The Halls 

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    BGM : Deck The halls