Dec/14/2006 (Thu)

I'll be home
for
Christmas
 

 

My Dear Friend...

静かな山あいの町、メンツィンゲンで心安らぐひと時を過ごしたあと、今日はフランス・アルザス地方の小さな町コルマールを訪ねてみることにしました。

アルザスはフランスの北東、ライン川とヴォージュ山脈に囲まれた地方のことを指します。ローマ時代よりヨーロッパの南北と東西を結ぶ街道の十字路としての役割を果たしつつ栄えてきたところです。

国境を接するドイツとは、豊富な地下資源(石炭・鉄鉱石など)をめぐっての領有権争いを繰り広げてきました。その数奇な歴史にはぐくまれた文化や風習は、フランスの中でも非常に独特なものだといわれます。

ここコルマールを歩くと、木組みの家が街並みに沿って続いており、ドイツ語に近い方言をふと耳にすることになります。

フランスでありながらドイツ的、そしてドイツ的でありながらもフランス的であり続けるアルザス地方。
その中でも本当に小さな、けれど美しい町コルマール。

パステルカラーの木組み作りの家が続くこの街並みは、度重なる戦火に会わなかったためだそうです。
だから有名なストラスブールよりもコルマールの方が美しい・・・といった、ふるさと自慢が出るのも無理は無いかもしれませんね。

きっとこの町は天使に愛された町なのかもしれません。柄にも無くそんなことを、歩きながらふと思いました。

じゃあどうぞご一緒に・・・って、今日は文字が多いなぁ・・・。(笑) (^^ゞ

 

Christmas

in

Colmar

 

 

 


サンタさんがお家の壁をよじ登ってますよ〜☆


「ここはドイツだよ」って言われたら信じこんでしまいな町並みです


なるほど・・・こういったアレンジは確かにフランス的ですね


クリスマスマルクトももちろん開かれています、あっ!こちらではマルシェ・ド・ノエルっていうんでしたね


わあ!綺麗ですね♪ひとつプレゼントしましょうか?(^^)


あなたには目の毒?(笑)


こ・これは・・・hideの目の毒だ・・・(笑)


ご年配の方を多く見かけるのは、綺麗で落ち着ける町だからかもしれません

 

 


陽が急にかげって雪が舞い始めました


おやおや・・・こちらでもサンタさんが・・・


木組みの家にうっすらと、雪化粧がとても似合っています


たくさんのキャンドルたち、自分用のお土産に買っていこうかな?


映画「大停電の夜に」を思い出しちゃいます


今日のお宿はこちら?(^^)


夕暮れともなるとイルミネーションが静かに輝き始めます


昼間とはまた違った美しい町が目の前に浮かび上がってきました

 

 
夕闇がその濃さを少しずつ深めていくと、マルシェ・ド・ノエルは昼間とは違った活気を見せはじめます。

ドイツのマルクトでしたらグリューワインですけど、こちらでは”ヴァンショー”と呼ばれるホットワインが、スタンドで売られています。

昼間は遠慮していたhideも夜になれば・・・。(笑)

おつまみはプレッツェルも好きですけど、今日はアルザス名物の「タルトフランべ」をチョイス♪
ピザに似ているけど、それよりもあっさりしているので気をつけないとついつい食べ過ぎてしまいそう・・・。

あ!食べるのに夢中で写真撮るのを忘れた!(^^ゞ

 
 

 

 

 


木馬型のジェットコースター?があったのですが、早過ぎてうまく撮れなかった・・・(ーー;)

 

 

 

 

 

 


町の中を川が流れているのって大好きです


あれ?あの舟に乗ってるのって・・・どこかで見たような?(^_^;)

 


まるで夢の中にいるようです・・・

 

 
 

 


夜がふけ始めるとまた雪が・・・

 

 


そして・・・コルマールの夜は時が静かに流れていきます

 

 

 

 

 

 

コルマールが素敵な町だな・・・と思えるのは、まるで自分の家に帰ったような落ち着ける気持ちにさせてくれるからかもしれません。

ヨーロッパには落ち着いた街がたくさんありますので、静かなクリスマスがよく似合います。

だけど今日訪れた町は、その中でもきっと特別・・・そんな気持ちになりました。

静かに時が流れる町には、きっと人を優しくしてくれる魔法が掛かっているのかもしれませんね。
そして今がクリスマスだからかも・・・。

ではまた明日。


今日はどうしようかな・・・(^^ゞ

 I'll be home for Christmas

MIDI file Download (23kb)

 BGM : I'll be home for Christmas