Dec/23/2006 (Sat)

Christmas

in

Cologne

 

 

 

 

 

 

My Dear Friend...

今日訪ねた街はケルン。こちらではKölnと書きますが、英語だと”Cologne”になります。なんだかオーデコロンみたいですけど、これでケルンと読むそうです。(^^)

ケルンはドイツの西にある古い街で、何でもその歴史はローマ時代にまで遡れるとか・・・。

この街のシンボルといえば、ゴシック様式では世界中でもっとも大きい大聖堂。高さ157m、奥行き144m、幅86m。この巨大な建物は1248年に着工され、なんと632年も掛けて1880年に完成されたという、とんでもない建物です。

世界遺産にももちろん登録されており、正式名称は「ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂」と舌をかみそうな名前がついています。(笑)

何でも初代の聖堂が完成したのは4世紀のことで、2代目が818年に完成。東方の三賢者の聖遺物が置かれたことで多くの巡礼を集めたといいます。

しかし1248年に火災により消失。今の3代目に当たる大聖堂がこれにより建設されることになったそうです。

・・・って、歴史のある街は説明するのが大変・・・。(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

 
教会や市庁舎前の広場でクリスマス・マルクトが開かれるのは、ヨーロッパではお約束。昨日立ち寄ったウィーンも市庁舎前のマルクトがメインでしたものね。

もちろんケルンでも大聖堂前でマルクトが開催されていますが、それだけではありません。何と(!)6ヵ所でクリスマス・マルクトが開催されているといいますから、全て回るにはちょっと覚悟が要りそうです。(^^ゞ

ケルン大聖堂前のマルクトは、まるで絵本の世界のように、カラフルで可愛らしいスタンドが立ち並んでいます。

アルターマルクト広場・ノイマルクト広場でも開催されており、ルドルフ(!)広場ではメルヘン・マーケットが開かれています。ルドルフが聞いたら喜ぶだろうな・・・。

あなたの好きなチョコレート♪
そのチョコレート博物館では中世マルクトが。そしてライン川に浮かぶKDライン汽船の船上では「泳ぐクリスマス・マルクト」がそれぞれ開催されているといいますから、大変な規模です。

そしてhideにはもうひとつのお楽しみが・・・。(^^)

ほら・・・ドイツと国境が接する国では素敵なマルクトが多いって、このツアーで発見したでしょう?

ケルンはその逆バージョン。ベルギー、そして南に下るとフランス国境に近いため、同じドイツの中でも少し雰囲気が違っていると風の噂で聞いたんです。

それって本当なのでしょうか・・・?

今年のクリスマス・マルクトは12/23まで、つまり今日が最終日となります。ちゃんと間に合わせるところなんか、さすがでしょう?(^_-)-☆

じゃあそろそろ、ケルンのクリスマスに会いに行きましょうか。雪は降っていませんけど、寒いですからあったかくしていってくださいね・・・って、なんか着ぶくれして雪だるまみたいになってますよ・・・。(^^ゞ

まあ、いいや。(笑) さあ出かけましょう〜☆(^o^)/

 

 


ゴシック様式ってヨーロッパのあちこちで見かけますけど、大変だろうな・・・作る人たちは(^_^;)

 


鐘楼に登るとマルクトが小さく見えます
赤色の屋根が可愛いですね♪
朝早いのでまだ誰もいないみたいです

 


ライン川とケルン市街も一望出来ますが、いかにも冬のヨーロッパ(!)という感じですね

 


なんて考えているとどんどん人が集まって来ました
最終日ですので、たくさんの人たちがマルクトを訪れます

 


まさしく「大聖堂」ですね・・・

 


大きすぎて塔の先端がフレームに収まらない・・・

 


しかもスタンドをひやかすどころか、まっすぐ歩けないし・・・(ーー;)

 


ふ〜やれやれ・・・、ようやく全体を写すことが出来ました(^^ゞ

 


大聖堂は逃げませんので(笑)、ちょっと他のマルクトものぞきに行って見ましょう

 


あ!あれがKD汽船の「泳ぐクリスマス・マルクト」なんですね☆
ちなみにKDってケルン〜デュッセルドルフの頭文字だそうです
昔の「青函連絡船」みたいなネーミング・・・(笑)

 


こちらのマルクトはかなり空いていました(^^ゞ

 

 


こちらはメルヘン・マルクト、子供だけでなくhideも一緒に喜びそうなマルクトです

 


屋根の飾りも見てると笑えちゃいます(^^) これはブレーメンの音楽隊をモチーフにしているんですね

 

 


でもよく出来てますよね、おみやげに持って帰りたいくらいです

 

 


木組みの家のミニチュアハウスって、いつ見ても可愛いですよね

 


いっそのことお店ごと買っちゃうとか?(笑)

 

 


お店の品物もメルヘンチックなものが多いような?

 


色違いですけど、玄関に飾るならどちらがいいかなぁ・・・

 


レープクーヘンってよくよく考えると、観光地とかで売ってる「ご当地ポッキー」みたいに思うのはhideだけ?

 


食べたら結構甘いのですが、さらにこんな甘い言葉まで・・・(ーー;)

 


なんかほのぼのとした天使さんたちを見つけました

 


そろそろグリューワインタイムって・・・ダメ?(笑)

 


あの〜すみません・・・、二杯くださ〜い♪いや・・・もちろんあなたとhideの分ですから・・・

 


このカップ・・・どうやって使うんでしょうね?

 


いかにも手作り、いかにもヨーロッパという感じです

 


サンタさんもいましたけど・・・怒ってる?(^^ゞ

 


こんなスタンドまで!グリューワインで酔ったかな?(笑)

 


見ると欲しくなるオーナメント、当然手作りですよね・・・
持って帰る途中で割るかもしれない・・・などと考えると結構悩みます
だからみんなオーナメントのスタンドの前で考え込むのでしょうね

 

 

 

 

 


ケルンの街角では色んな人たちがクリスマスキャロルを演奏していました

 

 


なんともいえない編成なのが面白いですよね(^^)

 


なんて思ってたら・・・サンタバンド?まで登場・・・(^_^;)

 

 

 

 

 


クリッペも数多く展示されています、まあ三賢者の聖遺物が置かれていた街ですからね

 

 

 

 


同じシチュエーションなのに違って見えるのは面白いですね

 

 


これはシンプルですけど荘厳さを感じるクリッペですね

 

 

 


これはいくら何でもやりすぎでは・・・^_^;

 


でも・・・キリスト生誕のお話が聞こえてくるようです

 

 

 

 

 

 

 

 


そうこうしているうちに漆黒の闇がおりてきました

 

 


夜になると人が増えてきたように感じます

 


メルヘン・マルクトにそろそろお別れをして、大聖堂のマルクトに戻ってみましょう

 


街の中のイルミネーションを楽しみながら大聖堂へ・・・

 


昼間とは違った幻想的なマルクトがそこにありました

 


荘厳ですけど・・・ゴシック様式って夜は怖くないですか?(^_^;)

 


もっともスタンドは明るいですし、ツリーも輝いていますから今日はこわくありませんね(笑)

 

 


クリスマス・マルクトの輝きがケルンの夜を華やかに彩っています

 

 


鐘楼からの眺めも夜はまるで違って見えます

 

 


ケルン大聖堂のマルクトは、まるで赤いお花畑のようです

 

 


ライン川から大聖堂を眺めつつ・・・イヴ・イヴの夜(?)は静かに更けていきます・・・

 

 

 

 
ふ〜・・・、ケルンのマルクトが今日で最後だと思うと、ついついあちこち歩きまわっちゃいましたね。(^^ゞ

歴史と重厚な街並み、そしてメルヘンチックなマルクト。

ちょっとミスマッチみたいに思いますけど、歩いていると全然気になりませんでしたよね。ケルンも歴史ある街ですけど、クリスマスもその起源でいえば古さで負けませんからね。

だからきっと違和感を感じ無いんじゃないかな〜と思います。ところで・・・

明日はクリスマス・イヴ。

イヴをどこで過ごすかって、毎年結構悩みますよね。

今年はどうしようかな・・・。ドイツのクリスマスって、まだケルンしか回っていないですしね・・・。

う〜ん・・・、ここまできて悩むなぁ・・・。(^_^;)
 

毎年悩んで、当然今年も悩む・・・。
マジカル・クリスマスツアーのイヴは一体どちらへ?
多分まだそれは「謎」です。(笑)

ではまた明日。

 


イヴ・イヴのプチ・プレゼントは?

 Silent Night

MIDI file Download (16kb)

 BGM : Silent Night