Dec/17/2020 (Thu)

 

 


"Mary's Boy Child" (Official Music Video) | GENTRI
(feat. Rise Up Children's Choir & Lyceum Phil.)

 

 

 


Looking for

Christmas pieces

- クリスマスの欠片を探して Part10 -

 

 

 

 

 

 

 

 


十分からバスでまたもや小一時間、有名な九份(ジウフェン)に到着しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 


時間は18時少し前くらい、夕暮れ間近に着くようプランニングされているのでしょうね

 

 

 

 

 

 

 

 

 


豎崎路(スゥチールゥ、けんざきろ)という入り口に碑のあった階段の中ほどにあるちょっとしたスペースに吊られた提灯

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ガイドブックに載ってたよね~とか話ながらさらに上っていきます

 

 

 

 


元は金山の採掘に向かうための通路ですので観光客仕様ではありません

 

 

 

 


母親は以前来た時も上らなかったということで今回も当然パス、バスでガイドさんと待ってもらっています

 

 

 

 

 

 

 

 

 


で、お目当てはこちら、阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)さんです
「千と千尋の神隠し」で湯婆婆の油屋のモデルになったと噂されている茶芸館になります
(公式発表ではなくあくまで噂ですけどね)(^^;)
元は「窓の多い工場」だったものを改造したそうです

 

 

 

 


少し高台で写真を撮っていると阿妹茶樓の入り口で妹が呼んでいるみたいです

 

 

 

 


せっかくなので「お茶をいただこう!」とバスツアーの参加者同士で話し合って決めたそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「お兄ちゃん、払ってや!」ということで前払いのため用意して待つhide・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

My Dear Friend...
 

中国茶は飲んだことがありますけど

どうやって淹れるのか?

実は少しだけ謎だったんです

 

ついに・・・

ついに秘密のベールが解き明かされるんだ!

 

なんて心の中で小躍りしながら

ワクワク気分のhideだったりして?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
お湯は床で七輪(?)に掛けられていて、急須や湯飲みがセットされたら係りの人がお茶を淹れ始めます
一度目は淹れてもらえますが二杯目からはセルフで淹れないといけないので真剣に聞きました(笑)

 

 

 

 

 
小さい器を聞香杯(モンコウハイ)、それを包む少し大きい器を茶杯といいます
それぞれの杯と茶葉を入れた茶梅(急須)をお湯で温めます
一杯目の茶梅のお湯は茶葉を洗うためのものなのですぐに捨て、お湯を入れ直します

 

 

 

 

 
温まったら(熱いので)木製のピンセットで聞香杯を取り出し、それぞれの器のお湯は下のスノコに流します
 茶こしで茶葉が入らないようにしながら聞香杯にお茶を注ぎます

 

 

 

 

 
左の画像のようにひっくり返った状態でサーブされますので、静かに持ち上げてまず聞香杯の中の香りを楽しみます
「聞く」と書きますが「香りを利く」という意味ですね
「利き酒」ならぬ「利き香り」(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


お茶菓子も付いてきます、緑のものはエンドウ豆を使った落雁でその右上の白いのは甘い梅干し
下の茶色いものはキナコをまとったわらび餅のようなもので、右の四角いのは胡麻煎餅です

 

 

 

 

 

 

 

 

 


台湾茶は同じ茶葉で何度も楽しめます、hideの座った席がたまたま「お代わりを担当」する席だったそうで
皆さんのお茶を淹れてあげたり、お湯が無くなってきたら追加をオーダーしたり
旅行に来てるのになんかバイトさせられてる気分でした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


お茶で一服した後は観光案内でたまに「地獄絵図」とまで評されることがある九份の散策に向かいます・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そういえば人が増えてきたような?

 

 

 

 


階段の幅はhideが横に寝ころんだららちょうどくらいのスペースしかありません・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


この後30分くらい人が多すぎてカメラを出すと飛ばされて行方不明になりそうだったので写真が無いんです・・・(T_T)
この写真は壮絶な人込みからようやく抜け出して商店街の端っこまで来た時のものです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    今さらながらですがムービーを撮ればよかったかな(笑)

     

    例えるのが難しいのですが

    10人乗りのエレベーターに30人くらい乗った混雑具合で

    それが少しずつ進もうとする訳です

     

    しかし十字路があって四方向から人が来ますので

    思った方向にはなかなか進めません

    しかも3人がはぐれてしまったら道の分からない九份で

    どうやって落ち合うのか・・・

    いやそれより押し倒されたら多分生きてらんない・・・とか

    まあ色んなことを考えました(^^;)

     

    辺りは中国語・韓国語・日本語の怒号や悲鳴が飛び交いますが

    ファイティングポーズを取るスペースの余裕すらありませんので

    怒鳴っててもバトルが起きないという妙に不思議な空間と時間でした

    ある意味「異世界トリップ」したみたいなものです(笑)

     

    あれだけ見知らない他人と密着することってまずないですよ

    都心の朝の通勤ラッシュの方が立ってるだけなのでまだマシです(T_T)

    四方への移動+激混みというのは経験したことの無い凄まじさでした

    阿鼻叫喚というのはこういう時に使うのかと・・・

    ちょっと人生観が変わりますね(笑)

     

    ホテルにたどり着いてアットホームなクリスマスツリーを見た時

    あーやっぱり平和が一番だなぁ・・・と心底感じたものです(^^)

     

    ではまた明日...

 

 

 

 

 

 

 

 

 


九份からの帰り、希望すれば夜市で降ろしてもらえます

 

 

 

 

 

 

 

 

 


しかし人混みはもうたくさん!と全員の意見が一致したので
ホテルで日本から持ってきたカップどん兵衛にすることに(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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