Dec/23/2020 (Wed)

 

 


Have Yourself a Merry Little Christmas, a cappella

 

 

 


The story of

the most famous Christmas tree

in the world

 

part 3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

My Dear Friend...
 

今年、2020年のクリスマスを前に

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーに

新たな伝説がひとつ加わりました

 

今年のツリーはニューヨーク州北部の小さな町

オニオンタから運ばれて来ました

 

右の地図で言えば左上から右下へ約270km

東京〜名古屋間が260kmほどですので

おおよその距離間隔はお分かりいただけると思います

 

高さ75フィート(約25m)、重さが11トンある

樹齢75〜80年のノルウェートウヒは

11月14日にニューヨークに到着しました

 

早速吊り上げの作業に掛かろうとスタッフが木に近寄ったところ

その根元になんと(!)フクロウが隠れているのが発見されたのです

 

ニュースでは早速「NYの名物ツリー、小さなフクロウがヒッチハイク」という

見出しと共に全米に紹介されました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


発見したのは運送と設置を担当している会社の作業員の方でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 


北米で最も小さなフクロウのひとつ、体長20cmのアメリカキンメフクロウで
作業員の奥さんがマンハッタンの北150kmにある
レイブンズビアード野生生物センターまで段ボール箱に入れ搬送しました
 
Ravensbeard Wildlife CenterのFacebookより

 

 

 

 

 

 

 

 

 


無事保護されたフクロウは目立った外傷も無く
水と与えられたエサをむさぼるように食べたといいます
Ravensbeard Wildlife CenterのFacebookより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    両手に収まるほど小さなフクロウが飲まず食わず状態ながら

    外傷も無く無事保護されたことにセンターの方も驚いたそうです

     

    その後しばらくセンターで療養する間に

    彼女には”ロックフェラー”という名が与えられました

    愛称はもちろん”ロッキー”です

     

    11月24日 ロッキーが保護されて10日が過ぎ

    森に戻しても大丈夫と判断され

    フクロウの活動が最も活発化する夕刻に

    レイブンズビアードの森に放たれました

     

    全米ではこのニュースが報じられると

    「これは私たちの生活が復活することを予言するものだ」と

    ネットを通じてまたたく間に広まったといいます

     

    もしかするとロッキーは私たちを勇気づける

    小さなクリスマスプレゼントだったのかもしれませんね

     

    ではまた明日...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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