Jan/3/2025 (Fri)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ONAIR - Happy Xmas (War Is Over) - Official Video

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


      Spain

      Continues III

                                      Madrid

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ソフィア王妃芸術センターに入って最初に案内されたのがピカソのゲルニカ

 

 

 

 


縦約3.5m×横約7.8mの巨大な絵画であり
20世紀を象徴する作品だとも言われます

 

 

 

 

  
ゲルニカには45枚の習作が存在しますが、
こちらにはそのすべてが保存されています

 

 

 

 

  
こういった創造の過程は個人的にとても興味があります

 

 

 

 

  
工業用絵具ペンキで描かれたため乾きが早くこれだけの大作にも関わらず
1ヵ月弱という短期間で描き切ったそうです
その過程が写真で残っているのはなんとも感動を覚えます

 

 

 

 

  
当時の雑誌やゲルニカが初公開されたパリ万博関連

 

 

 

 


パピリオンのスペイン館の模型

 

 

 

 

 

  
細かいところまでよく作りこまれています

 

 

 

 

  
そしてゲルニカ制作のきっかけとなったスペイン内戦や

 

 

 

 

  
それに続く先の世界大戦と思われる資料が膨大に展示されていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
左:世界 アンヘレス・サントス 1929年
中:窓辺の少女 ダリ 1925年
右:妹の肖像 ダリ 1925年

 

 

 

 

  
左:自画像 アルフォンソ・ポンセ・デ・レオン 1936年
中:娘たちの肖像 ジョセップ・デ・トゴレス 1921年
右:ポートレイトII ジョアン・ミロ 1938年

 

 

 

 

  
左:子ども、女への壮大な記念碑 ダリ 1929年
中:ピンクの鐘とボロボロの空 ルネ・マグリット 1930年
右:ベロマンシーI イヴ・タンギー 1927年

プログレッシブロックのジャケットに通じるものを感じます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

My Dear Friend...

 

ソフィア王妃芸術センターは

20世紀の近現代美術を中心に展示されています

 

20世紀といえば日本では日露戦争・米騒動・関東大震災

昭和金融恐慌・ 二・二六事件・太平洋戦争などがあり

海外ではサンフランシスコ地震・サラエボ事件・ロシア革命

スペイン内戦・第二次世界大戦・朝鮮戦争などが目に止まります

特に1950年頃までに震災や戦争それも大規模なものが

立て続けに起きている印象が強いです

 

そういった時代を背景に生み出された作品には

不安・不信など心のバランスが取れていない状態を

題材としていることが多いように感じます

 

だから鑑賞しているとこちらも不安になる思いがするのですが

そういった中に「え!?」「何??」といった

未知との遭遇的な驚きや意外性が内包されていることに気づきます

 

それがきっと芸術であるという証なのでしょうね

そんなことを広い館内を巡りながら感じました

 

ではまた明日...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ソフィア王妃芸術センターを出るとすぐ前にカルロス5世皇帝広場と
クリスマスに向け準備しているイルミネーションがありました
というのは以前お話ししましたよね

 

 

 

 


バスで移動して聖ジェローム王立教会を外から眺めます

 

 

 

 

  
hideがギターのおじさんの演奏を聞いている間に
奥さんは教会を見てきたみたいです

 

 

 

 


またバスで移動・・・公園の横がバザールになっていて混雑していました

 

 

 

 


スペイン公園で下りてセルバンテスの記念碑へ
あれはドン・キホーテじゃないのかって?(^^;)

 

 

 

 

  
セルバンテスはドン・キホーテを書いた作家さんなんですよ
やせ馬のロシナンテに乗ったドン・キホーテと
ロバに乗ったサンチョ・パンサ
よく出来た銅像ですよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そろそろスペインツアーも終わりが近いですね
今日はこちらからどうぞ